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無限Ⅰ

アグニ・ヨガ叢書の英訳から日本語訳したものです

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無限Ⅰ

 人々はよく意識を超えたことについて悩まされる。むろん、人間の理解する意識の概念は限られたものだ。それは目に見える世界のことしか受け入れないせいである。目に見える範囲内より広げられなければ知識は制限の中に閉じ込められたままだ。人間の意識と知識の限界を超えたところを見よう。宇宙的理解をほんのわずかだけ見つけてみよう。広大な地平線の何と美しいことだろう! 「空間」に浸透する思いの何と強力なことだろう! 無限との交流により何と新しい道が明らかになることだろう! どんな知識の使用法が、人を「これ以上は知りません」としるしのつけられた閉ざされし門へと導くのだろうか? 知識の制限は墓場である。したがって、無限を測ろう! 意識を制限することは霊の死である。

 

 人々の習慣ではなく、意識の本質を学ぶべきである。無限の流れを感じるよう自分自身を訓練したならば、祈るかわりに四大元素を制するだろう。「何々してくださる神」のかわりに、私たちこそが自分の仕事とサイキック・エネルギーによって自分自身を助けるだろう。

 

 なぜ世界には、困窮の時に宇宙のエネルギーを礼拝する風習があるのだろう。なぜ、その時初めて無限へと引き寄せられるのだろう。なぜ、ちょうどその時にいわゆる超自然的な諸力を認識するのだろう。「世界の母」のお名前を、シンボルとしてではなく、力を与えてくれるものとして唱えるよう私はアドバイスする。無限の源泉を、シンボルとしてではなく永遠の現れとして、永遠に美を生み出すものとして、天空の創造者として、呼び出すよう私はアドバイスする。

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