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無限Ⅰ

アグニ・ヨガ叢書『無限Ⅰ』の英訳から日本語訳したものです。

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 無限の理解が人をこの世から切り離すことはない。新しい可能性の発表が人をこの世から分け隔てることはない。ヨギのサンヤマ(*1) について言われていることはただの発明ではない。それは宇宙の諸エネルギーを強める科学的な方法である。

 

 インドの医療で金属が広く用いられるのは、空間の火との接触の結果である。ヨギの意識は星々と交感する。人は生活の中で惑星の影響を受けるだろう。人間の骨折り仕事の受け止め方と、人間の思いの傾向を変えることに対する嫌気は、つかんで離さぬ手中のごとしである。

 

 宇宙の概念が君たち人類の短い周期の理解に縮小されねばならないと、主たちによって定められたであろうか? 理解の範囲は可能性のアウトラインを明確に示すだろう。すべてのものが、同じ根源であるプラーナつまり宇宙の顕現した力から、たくさんの糧をもらっている。君はこの必要性の断言を、わりとたやすく受け入れる。同じようにたやすく、光線の精神的影響 (psychic influence) という事実も受け入れる。我々の指示に従って、君の全存在で各時代の智慧を受け入れるならば、苦難の竜巻は光の壁に阻まれ弱まるであろう。君の可能性の大きさは、「盾」を受け入れるか拒絶するかによって決まる。

 

 はるかかなたの世界(*2) への道を開く空間の火の大きさを、拒絶するな。その火の中には未来の盾が含まれている。雲と風と雨の現れは地球のいらだちである。宇宙の諸エネルギーの主張を、大気の現象にすぎないと考えることはできない。

 

 夜の始まりには光が見えない。明かりをともせ!

 

*1 サンヤマ 「ダーラナ」(禅定の前段階)「ディヤーナ」(禅定)「サマーディ」(三昧)の三つの意識状態。(『沈黙の声 (星野未来訳)』 用語解説Ⅰの3、41、42参照)

 

*2 はるかかなたの世界 無限Ⅰの2の脚注を参照

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