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無限Ⅰ

アグニ・ヨガ叢書『無限Ⅰ』の英訳から日本語訳したものです。

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  地質学者にとって地殻の問題はもう終わっているが、我々にとっては始まりである。地殻は君たちの行ないの発散物がしみ込み、人類の思いの闇が結晶となって満ちあふれて、火打ち石より激しい反動を起こす。だが不断の思いの努力によって、この世を手中に堅く拘束している濃密な領域を希薄な気体のように分散させることができる。無限につながる糸か、山のような邪魔物か、どちらかを選べる時には、これらの蓄積物を消滅させるべきではないだろうか?

 

  意識にとって、根源の終わりなき流れへと前進するということは、そんなに難しいことなのだろうか? 教えが未来のカーテンを引いて開けることはたやすいと教えるのに、障害物がそれほど邪魔することがあり得ようか? このことを人生に応用しようと決心せよ、そうすれば我々のアドバイスを上手に用いる能力は、感心するほど保証付きに違いない。君の霊にこう言わせよ。「主の叡智は、はるかかなたの世界(*1 )の力です。無限の火と、世界の母(*2 )の星の放射物は、私たちの存在の断言を送っています!」

 

  もし、ある空間の思いが国々を高め、そして別の空間の思いがこの世的な月並みの考えに縛られて地球にさもご立派な科学を与えられるならば、各時代の智慧をわずかな塵に変えてしまう人たちは、きのう太陽が輝いたからと言って、明日その光が燃え尽きてしまうかもしれないということを、果たして否定するだろうか? 

 

  まことに私のアドバイスは、無限の理解に染まれということである。プラーナはエネルギーにあふれている。その贈り物を得ようとせよ! 一つのため息で幾時代もの労役を越えることができる。しかし拒絶の一瞥は各時代が定めた理想を消し去ってしまう。

 

 

 

*1 はるかかなたの世界 他の天体

*2 世界の母 普遍的女性原理

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