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無限Ⅰ

アグニ・ヨガ叢書の英訳から日本語訳したものです

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無限Ⅰ

 未来を知っている人たちは、進化に向かって歩いて行く。進化を恐れる人たちは、死の足取りで歩く。彼らはどうして自分たちが上昇し下降するのかと尋ねる。彼らは進化の道に当惑するだろう。宇宙の波の理解が進化の道をはっきりさせるだろう。燃え殻の灰からさえも美しい花が出てくることもあると理解したなら、破壊は臆病な意識にだけ恐ろしいものだということがわかるだろう。宇宙の進化は波状に働く。深い曲線の波は避けられるかもしれないということを、説明するべきである。そのようにして進化は速められる。無関心な人類はどこでうそが発展するかを見分けられない。うそは、結局はこの地球は破滅してしまうかもしれないという認識を避けながら、一時的な繁栄にひたるのである。

 

 現代の建設者たちよ、君たちは破壊のつむじ風を起こすために建設するということを悟れ! 君たちが引き受けた仕事は何と巨大なことか! 君たちの城は何と役に立たぬことか! 君たちの浪費は何と莫大なことか! 一連の行動へと前進していくことに対し、君たちの無能さは何と明らかなことか! しかしまっすぐに歩いて行く人たち、無限の美を断言する人たちを見よう。空間の反作用を否定する臆病さではなく、達成の熱心さを、努力の美しさを、成就の壮大さを見よう。だからこう言おう、「宇宙の現れは限りない!」

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10

無限Ⅰ

 

「世界の母」の宇宙的な呼吸はすべてのものに浸透する。まことに、すべてのものがそれに満たされる。微細なほこりの粒子から果てしなく大きいものまで、生命はこの呼吸により動き、息をする。では宇宙を動かすこの力を、どうして知らないでいられようか! 存在の本質を、どうして熟考しないでいられようか! 宇宙のエネルギーのリズムを洞察し、進化のリズムを理解せよ。進化の本質は不変であり、そしてそれは無限の現れによって測ることができる。

 

 終わりを恐れる君よ、世界の母の輝きへ顔を向けよ、そして進化の理解の中で君自身を断言せよ。山々から送られるものに限度はない。はるかかなたの世界の根拠を明かすものに限度はない。目に見える、そして見えない惑星の自然の宝物に限度はない。

 

  終わりを恐れる君よ、四方すべての方角を向いて、こう言うがよい。「無限を理解しよう!」地球の頂上と引っ込んだ奥地は、君たちの根源である。これらの根 源からの流れは無限である。君たちが絶えず流れる無限の流れの集め方を知りさえしたなら、本当に人生の実験室が実現するのだが。

 

 火の時代が近づいている。それに適応するため、勇気と智慧を見つけよ。尾をとらえている蛇のシンボルは、進化の展開する周期を表している。螺旋の形は上り道に当てはまる。

 

 終わりを恐れる君よ、光の螺旋と空間の火の螺旋のエネルギーの中で君自身を断言せよ。我々はこう言おう、「宇宙の呼吸が美しい!」。

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9

無限Ⅰ

 人々はよく意識を超えたことについて悩まされる。むろん、人間の理解する意識の概念は限られたものだ。それは目に見える世界のことしか受け入れないせいである。目に見える範囲内より広げられなければ知識は制限の中に閉じ込められたままだ。人間の意識と知識の限界を超えたところを見よう。宇宙的理解をほんのわずかだけ見つけてみよう。広大な地平線の何と美しいことだろう! 「空間」に浸透する思いの何と強力なことだろう! 無限との交流により何と新しい道が明らかになることだろう! どんな知識の使用法が、人を「これ以上は知りません」としるしのつけられた閉ざされし門へと導くのだろうか? 知識の制限は墓場である。したがって、無限を測ろう! 意識を制限することは霊の死である。

 

 人々の習慣ではなく、意識の本質を学ぶべきである。無限の流れを感じるよう自分自身を訓練したならば、祈るかわりに四大元素を制するだろう。「何々してくださる神」のかわりに、私たちこそが自分の仕事とサイキック・エネルギーによって自分自身を助けるだろう。

 

 なぜ世界には、困窮の時に宇宙のエネルギーを礼拝する風習があるのだろう。なぜ、その時初めて無限へと引き寄せられるのだろう。なぜ、ちょうどその時にいわゆる超自然的な諸力を認識するのだろう。「世界の母」のお名前を、シンボルとしてではなく、力を与えてくれるものとして唱えるよう私はアドバイスする。無限の源泉を、シンボルとしてではなく永遠の現れとして、永遠に美を生み出すものとして、天空の創造者として、呼び出すよう私はアドバイスする。

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8

無限Ⅰ

  存在するものすべての進化は、各々の霊の進化と分けられない。それは永遠の運動の中の、一つの螺旋のようである。我々の高所へと駆り立てられた霊的意識は、宝物を集め、それを贈り物として空間に捧げる。霊的意識によって君たちの惑星は豊かになる。唯物主義は進化を起こさせない。唯物論者の意識は押しても動かず固定されたまま、よどんだ水に生存する蚊を育てる。思考の固定の原因は、ぞっとするものだ。終わりなき休息などない。それゆえ、一か所にとどまるな。変化が君を飲み込むか、君が宇宙的進化を助けるか、二つに一つである。あらゆるものの基礎は螺旋である。永遠の螺旋状の火の本質を理解するべきである。

 

  多くの人は「永遠」を理解するのを怖れる。だが「永遠」の壮大さを悟ることは何と美しいことか! 火と接触した霊だけが、その輝きの最高の美しさを知っている。光る星々から流れ込むエネルギーに乏しい霊は、宇宙の火のエッセンスを奪われ、フォーハットが顕現させた流れを断ち切ってしまう。「永遠」の定義は意識の中にのみ生きている。意識が広くなればなるほど、意識の光線はますますはっきりと光を放つ。意識がよりはっきりとしたら、次にその進化の美を悟った人に我々の召命の声が響く。

 

  まことに、普遍的な思いについて言われたことを人生に当てはめねばならない。

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